フジワライズム
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■ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・2004・・[ネイル創世記B] 脱出!、地下室のメロディ

 
 1996年、何とか地下ホールからの脱出して、一般社会・メディアにアピールする為に思い切ってギアチェンジ!。

協会結成10年目を経過、メンバーたちの不断の努力により、ネイル熱の徐々なる高まりを肌で感じていましたが、
いかんせん資金が不足、そこで美大時代の友人イベント屋に相談を懸け、少予算にて効果大のパフォーマンスを企画!

 復活イベントの実行委員長として、昔のコネを使い、ディレクターや照明・ブタ監を破格ギャラで集め勝負しました。
当時、話題のステージ「恵比寿ガーデンホール」を無謀にも1日だけレンタルして、リハナシの当日仕込みの強行軍、
確か総経費は500万円のみでした。形が出来ていたのは「ネイルコンテスト」のみで、後は当日朝一にレイアウト
ニワカ造りの「展示ブース」そして、将来を見据えた「ネイルクイーン」をアリネタにて何とかスタートさせました。
 旧知の環境創造活動のプロやメディア連中からも確かな手応えがあり、「ネイルは活ける」と確信しました。

 協会を一気に軌道に乗せる為に、確固たる教育体系を確立、まず「認定講師」「認定スクール」制度を創り、
認定校には、主力メンバー10校を推薦、原点である「アメリカンネイルアカデミー」の校名も登録しました。
 
 翌年には、業界の繁栄には不可欠な「検定試験」を、講師会確立間際の為、時期早尚であるとの意見を退け、
既成の公的試験を参照に実施要項を定め、各方面のエキスパートから個人的な助言を受けながら実施しました。
以後は、想定通り、スクール教材を中心にプロダクツ部門が順調に拡大され、今日の基礎が確立されました。

 イベントは「ネイルエキスポ」と改名して有明に進出、「TFT」で経験を積み憧れの「東京ビッグサイト」に進出、
制作会社をコンペで選び、総経費1億円を超えるビッグイベントとして各界にネイルをアピールすることが出来ました。
これらは、運営を支えてくれた講師会主力メンバーの執念に似た努力の結晶であり、その行程と成果は賞賛に与えする。

制作実行面のマニュアルが安定し、方針のブレも無く軌道に乗ったので、実行委員長役は予定通りにお役ご免とした。

                          2004.4.30 <原文>


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